北海道経済学会について

ごあいさつ

 北海道経済学会は1951年に北海道の経済・経営学者の研究活動の研鑽と交流の場として設立され,長きにわたり活動を続けてきましたが,2015年度から会員を大学の研究者だけでなく,北海道経済に関心を持つ行政や民間企業の実務家の方々にまで広げ,活動も従来のシンポジウムに加え,地域経済に関するワークショップの開催やニュースレターの発行など,北海道経済を考える主要なプラットフォームの一つとなるべく努力しています。
 北海道は長期にわたって厳しい経済環境が続いていますが,人口減少,超高齢化,グローバル化など社会経済の大きな変動に対して,国に頼るのではなく地域自らの力で今後の発展の道筋を探求していかなければいけません。それには研究者だけでなく,行政実務者,経済人が幅広く集い,その英知を結実させていく営みが不可欠だと考えています。
 このような思いで,研究者,実務家を問わず広く会員を募り,相互の交流・提携を拡大させながら,学会の発展・充実を図っていく所存ですので,何卒ご支援,ご協力のほどよろしくお願いいたします。

代表理事 北海道武蔵女子短期大学 学長 町野 和夫